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2007年5月18日 (金)

田舎に帰省したいが、泊まる場所がない

故郷を離れた方から、よく聞く話を今回は書きたいと思います。

進学等で故郷を離れた方が、そのまま都会で就職をし結婚をし、気がついたら、生活の拠点が他県になり、子供はその住民に、というケースは多い。

まだ、子供が小さく間は、故郷で暮らす両親も元気で、故郷へ帰省をするが、子供もある程度大きくなると、クラブ活動等で夏休みも忙しく、またパートナーである妻は自分の実家へ行ったり、家族そろっての帰省もなかなかできずに、ご自分だけ短期の帰省しかできないようになっていくようなこともよく聞く話である。

さらに、時が進むと、自分自身もある程度、会社でも責任ある地位にたち忙しく、休みの時間もとれなくなる。そこへ、高齢になって暮らしている両親は、だんだんと、自立した生活も難しくなってきて、施設へ入所したり、あるいは、病院で看護を受けることも、どうしても増えてくる。親が故郷で入院ともなると、遠距離の場合、本当に大変である。私も父が入院したときは、2ヶ月の間、東京の会社を休んだこともある。

さらに、時が過ぎると、残念ながら、故郷の家に住む人がいなくなることがある。そこで、自分が生まれた家ではあるが、整理し、不動産屋さんに売却した等の話も聞く。最近、それが増えてきた。駅近くを歩くと、30年前とほぼ同じ風景であるが、実は空き家が非常に多いと、山口市でも、新聞に掲載されていた。

自分の生家を自分で処分しなけばいけない。どんなに悲しい気持ちであろうか。両親のこと、さまざまな子供時代の想い出。でも、それをパートナーである妻も知らない。子供は、都会生まれの都会育ち。こちらの田舎で暮らすことなど、ない。近所の同窓生もいるが、一番お世話になった近所のおじさん、おばさんも、いない。

だからこそ、自分の故郷のサイトをつくり、そのような想いを共有できる場所を私はつくり、数多くの支援者の方に支えられて、10年以上運営をしてきている。

しかし、最近よく聞く話が、「帰省をしたいが、故郷に泊まる場所がない」という声である。たしかにホテルはあるが、自分の故郷に帰るのに、ホテルや旅館も、違うのではないかと思うそうである。

そこで、なにか、出身者が故郷に帰省したいときに、気軽に安く泊められて、ゆっくりと、自転車でも、懐かしい町並みを散策できるような施設があったらいいのではないかと、思うこのごろである。

サイトで思い出話をしても、実際に、故郷に帰省し、たとえ、町並みが変わっても、街の匂いや、風を感じることが、その方にとって、本当の勇気と元気を与えることができる。

また、懐かしい顔が少しでも長時間、故郷に帰ってくることが、町も活性化する。交流と対話が、町の活性化には一番だからだ。

グリーンツーリズムがいいのだろうか。テレビで、「田舎に泊まろう」という番組があるが、その自分の故郷版なのだろうか。など、さまざまな事を考えますが、みなさんは、どのように思われますか?

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